平成20年度「高校生エッセイコンテスト」については、全国から182名という非常に多くの応募がありました。社会工学類の教員による審査会の結果、以下の作品が入選と決まりました。
高校名 | 学年 | 氏名 | 題目 | |
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最優秀 | 國學院大學久我山高等学校 | 2 | 宮本 皓 | 東京都上野の防災と活性化についての提案 |
優秀 | 女子学院高校 | 2 | 永井亜紀子 | 私とボランティア |
佳作 | 長崎東高校 | 2 | 飯田裕子 | 「おかげ様」の精神を |
佳作 | 長崎西高校 | 1 | 上島翔太 | 迫る「飢餓の時代」 |
佳作 | 鉾田第一高等学校 | 2 | 六笠千愛 | 高校生の美容意識 |
佳作 | 高田高校 | 2 | 豊田花菜 | 「ライン」 |
佳作 | 鶯谷高校 | 3 | 西脇翔子 | 赤ちゃんポスト設置で得るもの |
佳作 | 宮崎大宮高校 | 1 | 野田彩加 | 水と私たち |
佳作 | 近畿大学附属和歌山高校 | 1 | 最明由喜 | バリアフリーの普及 |
佳作 | 近畿大学附属和歌山高校 | 2 | 垣野内倫一郎 | 環境問題を解決するためには |
佳作 | 東京学館高校 | 3 | 宮澤麻里 | 目立ちたがり精神と町並み |
今回は全国各地の多くの高校から様々な力作のエッセイが送られてきました。最優秀作品「東京都上野の防災と活性化についての提案」は、地域の現地調査を行い丁寧にそれを自分の言葉でまとめ具体的な政策提言も行っている点が高く評価されました。優秀作品「私とボランティア」は、自分のボランティア体験に基づいてボランティアの問題点を的確に指摘している点が評価されたようです。また選ばれた佳作の作品も単なる個人的な体験の中に埋没するのではなく、社会的な問題に関する提起を含む点が評価されて選ばれました。多くの応募作品を読んで、教員一同現代の高校生と交流を持てるという意味でも、今後もこのエッセイコンテストを是非継続していきたいと考えております。今回選に選ばれなかった生徒諸君も次年度には是非がんばっていただきたいと思っています。
なお、2009年1月5日に最優秀を受賞した宮本皓君と優秀作を受賞した永井亜紀子さんに大学へ来訪していただき表彰式を行いました。