組合せ論サマースクール 2014
COmbinatorics Summer school 2014 (COS 2014)
開催期間:2014年9月3日(水)夕方〜9月6日(土)
場所:山口県山口市(湯田温泉)
会場:かんぽの宿 湯田
参加申込受付期間:2014年6月11日(水)〜7月25日(金)
組合せ論はそれ自身で面白い話題を持ち、また他の数学の分野や情報学、工学の面でも応用され、相互に影響を与え、日々発展しております。 一方で、組合せ論に携わっている研究者が多くいるにも関わらず、研究内容が多岐に亘っているため、なかなか一堂に会して交流が出来ていないのが現状です。 また、研究分野の広範さゆえ、組合せ論に興味を持った学生がどのように学習や研究を進めていけばよいか、指針が得られにくい傾向もあると思われます。
組合せ論サマースクールでは、合宿形式で「組合せ論」というキーワードを持つ幅広い研究者が交流する機会を提供することを目的としています。 今年度のサマースクールは例年通り「通常講演」と「未解決問題セッション」の実施に加え、組合せ論・応用数学に関連する最近の話題についての「入門講義(招待講演)」も実施します。
入門講義(招待講演)
講師:小関 健太 氏 (国立情報学研究所 / JST, ERATO, 河原林巨大グラフプロジェクト)
講演タイトル: グラフの次数制約のある全域木
講師:萩原 学 氏 (千葉大学 大学院理学研究科)
講演タイトル: 疎構造やモダン符号の形式化で感じた組合せ論への期待
一般講演では、様々なバックグラウンドを持つ参加者が最新の研究内容を発表し、組合せ論に於ける視野の拡大を目的としております。
未解決問題セッションでは、様々な分野での未解決問題や専門外の参加者が興味を持って取り組めそうな問題を紹介、更に議論をすることで、
参加者間の問題意識の共有や、学生、若手研究者のこれからの研究題材の獲得を目的としております。
未解決問題セッションは、従来の研究集会ではあまり設けることのない企画であり、通常講演とは違った視点から他の研究者の問題意識が分かると思います。
例年、発表者と聴衆の距離感も近く活発な議論が起き、双方共に実りあるセッションです。
本サマースクールでは、特に学生や若手研究者の皆様に多く参加してもらい、研究題材や研究仲間・友人を得て、また、自分の研究を発表する機会として、
将来の飛躍の踏台にして欲しいと考えています。
参加方法等の詳細については、下記を参照ください。皆様のご参加をお待ちしています。
参加者へのお願い:「通常講演」と「未解決問題の紹介」および予稿作成について
6月11日(水)〜7月25日(金) | 参加申込み受付期間 |
7月15日(火) | 旅費の補助の申込み締め切り |
8月18日(月) | 講演予稿、未解決問題予稿提出締め切り |
9月3日(水)夕方〜9月6日(土) | サマースクール開催期間(内、5日夜に懇親会を予定) |
実行委員長: | 村井 聡(大阪大学) |
実行委員(50音順): | 奥田 隆幸(広島大学) |
上別府 陽(島根大学) | |
冨江 雅也(盛岡大学) | |
縫田 光司(産業技術総合研究所) |