PROJECT
プロジェクト
高大連携事業
高大連携とは


筑波大学が高等学校と連携し、大学生と高校生徒での教育機会を提供するプロジェクトです。
弊研究室では、地方活性・自治体連携を軸に、地元高校生との街づくりワークショップを行っています。
2020年でちょうど10周年を迎え、今までに連携した高校は23校に上ります。
約3日間のワークショップ期間の中で、高校生のフレッシュな発想と、大学・大学院生のデータ分析を掛け合わせ提案を形にしていきます。
最終日には、市区町村長をはじめ自治体職員の前で、プレゼンテーションを行います。


今までの連携実績
年度 | タイトル | 参加高校 | 人数 |
---|---|---|---|
2010 | 常陸太田のまちづくりを構想する | 太田一、太田二、佐竹、里美 | 30 |
中高生が誇る石岡の原風景 | 石岡市内中学生 | 32 | |
2011 | 数理的考察に基づく高校生による常陸太田復権計画 | 太田一、太田二、佐竹、里美 | 42 |
2012 | 若い世代による土浦市中心市街地活性化プラン | 土浦一、土浦二、土浦三 | 43 |
2013 | 高校生によるいわき市まちづくり計画 | 磐城桜が丘、磐城 | 42 |
2014 | いわき市高校生による地方創生プラン | 磐城桜が丘、磐城、福島高専 | 32 |
2015 | 高校生目線によるいわき復興計画 | 磐城桜が丘、磐城、福島高専 | 49 |
地元高校生による津別まちなか再生事業 | 北海道津別 | 12 | |
高校生による桜川市まちづくり提案 | つくば秀英 | 21 | |
2016 | ワカモノ*ソトモノ目線からの常総まちづくり提案 | つくば秀英 | 42 |
ワカモノ*ジモト目線からの常総まちづくり提案 | 水海道一、水海道二、石下紫峰 | 45 | |
津別高校生による津別まちづくり提案 | 水海道津別 | 14 | |
2017 | ワカモノ*ソトモノ目線からのつくばみらいまちづくり提案 | つくば秀英 | 25 |
ワカモノ*ジモト目線からの常総まちづくり提案 | 水海道一、水海道二、石下紫峰 | 45 | |
津別高校生による津別まちづくり提案 | 北海道津別 | 13 | |
動画で牛久沼の未来を構想する | 竜ケ崎一 | 16 | |
2018 | 天塩町・天塩高校の魅力を伝えるワークショップ | 天塩高、天塩中 | 10 |
ワカモノ*ソトモノ目線からのつくばみらいまちづくり提案 | つくば秀英 | 40 | |
ワカモノ*ジモト目線からの常総まちづくり提案 | 水海道一、水海道二、石下紫峰 | 20 | |
2019 | ワカモノ*ソトモノ目線からのまちづくり提案 | つくば秀英 | 32 |
天塩町×筑波大学 高大連携まちづくりワークショップ | 天塩高、豊富高、遠別農業高、天塩中 | 33 | |
2020 | 潮来市×潮来高校×筑波大学 高大連携事業2020 | 潮来 | 37 |
天塩町×筑波大学 高大連携まちづくりワークショップ | 天塩 | 12 | |
2021 | 坂城町 × 坂城高校 × 筑波大学 高大連携事業 | 坂城 | 14 |
つくばみらい市×筑波大学 高大連携事業 | つくば秀英 | 42 | |
天塩町×筑波大学 高大連携まちづくりワークショップ | 天塩 | 43 | |
潮来市×潮来高校×筑波大学 高大連携事業2021 | 潮来 | 30 |
学園祭シンポジウム

毎年の筑波大学学園祭「雙峰祭」にて、その年に実施した高大連携活動報告を中心としたシンポジウムを開催しております。
学生発表のほか、ゲストをお招きしてのトークセッションも行います。


中学生・高校生
発表

鳩山由紀夫
前内閣総理大臣

17歳
個人課題研究

静岡大学
浜松学芸高校

いわき市
復興

米軍子弟
High school

国土交通省
北海道局長

常総市
復興計画

トヨタ自動車
副社長

常総・天塩
まちづくり提案

つくばみらい・天塩
まちづくり提案
RESASコンテスト:地方創生担当大臣賞受賞

内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部
地方創生☆政策アイディアコンテスト2015
コンテスト部門応募総数701件から最優秀賞を受賞しました。
石破地方創生担当大臣(当時)からは、
「地方創生における戦略立案のお手本になるような取組である」とコメントを頂きました。
並木中等教育学校の生徒会選挙におけるインターネット投票
インターネット投票の仕組みや意義の理解のため、選挙の前に4つのテーマについての授業・ワークショップを開催
【関係者】
主催:つくば市、茨城県立並木中等教育学校
協力:文部科学省(全般)、VOTE FOR社(システム提供、ワークショップ)、xID社(システム提供、ワークショップ)、LayerX社(ワークショップ)、KDDI社(端末提供、ワークショップ)、筑波大学(共同研究、学生派遣)
ダイジェスト
① 主催者教育(VOTE FOR社・つくば市)
②③ デジタルID・ブロックチェーンの活用(xID社・LayerX社)
④ 通信・5G(KDDI社)
北海道
天塩町での活動
2018年より、北海道天塩町との地域連携が始まり、地元学生との高大連携、道北視察、夏ゼミ、まちづくり提案などを行っています。


高大連携発表

現地学生との交流

現地の方へのヒアリング
函館夜景分析
都市と夜景の関係について分析を行い、近年の函館夜景の変化を定量的に明らかにしました。
函館の夜景の変化についてNHK函館の取材を受け、取材内容はNHKで放送されました。



取材中の様子
津別町
地域貢献
筑波大学×鹿島アントラーズ
アカデミックアライアンス
2013年に株式会社鹿島アントラーズFCと筑波大学間で地域連携・活性化に向けたアカデミックアライアンスを締結して以降、
都市計測実験室も鹿島アントラーズと共同で研究を進めてきました。
2018年には中田浩二C.R.O(クラブ・リレーションズ・オフィサー)が大学院生として筑波大学社会工学専攻に入学、都市計測実験室のメンバーの一員になりました。
修士論文として「MaaS時代のサッカースタジアムと地域活性化」を研究、
さらには授業、高大連携活動でのファシリテーター、学会での基調講演
など様々な取り組みも行いました。




茨城県渋滞対策協議会
カシマサッカースタジアム周辺、筑波山周辺という2つのフィールドにおいて、茨城県渋滞対策協議会に参画しています。
大澤教授が協議長を務め、また、研究室大学院生が最新技術を活かした渋滞対策というテーマで学生発表を行っています。


自治体活動
MaaS推進プロジェクト
キャンパスMaaS
モビリティイノベーションによる移動に顔認証とアプリを組み合わせ、筑波大学利用者の移動を快適にするための社会実験
「キャンパスMaaS」を筑波大学キャンパス内で実施しています。
この事業は国道交通省認可の新モビリティサービス推進事業の中の1つです。

顔認証決済イメージ図

「つくばモデルアプリ」
レゴプロジェクト
レゴブロックで建物の高低差や標高差を表しそこにプロジェクションマッピングで交通網などの都市情報を
静的・動的に投影し可視化するプロジェクト。
茨城県つくば市、茨城県常総市、北海道天塩町を対象に
模型・プログラムを作成しました。
ライドシェアや自動運転等の新モビリティシステム導入の
実現可能性を考察しています。

産業競争力会議
海外
留学生
外部員学者の受け入れを歓迎しており、海外からの留学生も多く在籍しております。

武者修行(海外留学支援事業-はばたけ!筑大生)への応募・採択
弊研究室では知見を広く持つため、筑波大学の留学支援事業に積極的に応募しております。
過去3年採択されており、それぞれ渡航先の先進テクノロジー(ICT,キャッシュレス)や、対災害都市計画について、フィールドワーク、
意見交換を経験してきました。

2017 エストニア
ICTとまちづくり

2018 スウェーデン
自動運転・キャッシュレス

2019 チリ
災害対策
チリ大学・日越大学