高校で

高大連携の一環として高校で話をしてきました。

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ドイツの古い友人からの長い手紙

ドイツの田舎に住む古い友人から長い手紙が来ました。

彼女に初めて会ったのは1985年7月の薄ら寒い Bremen でした。馬、犬、猫、鶏の音楽隊の童話で有名なブレーメンです。彼女とは Goethe Institut の2ヶ月間のドイツ語集中コースで偶然同じクラスになりました。クラスメートは、シリア、トルコ、イタリア、フランス、アメリカ、日本、インド、メキシコ、イスラエル、スペイン、ギリシャなどから来ていました。こうしてキーを打っていると今でも彼らの若い顔が目に浮かびます。今はどこでどうしているのか。大方が20代の若い学生だったクラスメート混じって、私が30代半ば、彼女は30代後半あるいは40代の初めくらいでしたので、当然のように彼女はクラスの母的存在でした。当時彼女はアメリカの Oklahoma 州の小さな町 Inola の高校で国語の先生をしながら、地元の新聞社 Inola Independent を経営していました。と言っても取材、写真撮影、印刷まですべてを数人でこなすといった新聞社です。 Oklahoma 州は人差し指を突き出した手のような形をしていますが、Inola はその親指の付け根あたりにある田舎町です。飛行場のある町 Tulsa までは西に50キロくらいです。Google で Inola Independent と打つと地図が現れ、1キロ四方にまばらに点在する住宅の真ん中あたりにこの社屋があるのが分かります。ストリートビューでは星条旗を掲げたそれらしい平屋の建物も見えます。

その彼女から先日、空っぽのメイルが届きました。どうしたんだろうと返事を出した翌日に届いた彼女からの長い手紙です。

メイルを書き始めたのが夜遅く、翌日にしようと思って寝る事にしたのだけれど間違って空っぽのメイルを送ってしまった。心配かけてごめん。

このところ昔のようには行かず、どうにかこうにか暮らしていたが、年齢と自分の怠惰のせいと思っていた。医者に見てもらった方がいいとの夫の説得で見てもらったら、心臓の大動脈弁が問題とのこと。びっくり仰天。半年ごとの定期検診ではいつも middle serious と言われていたので、この調子で何年かが過ぎていくと思っていたが、4月の検査では即手術を申し渡され、5月27日に手術が設定された。

Now, I wan to tell anyone who ever gets a chance to choose between open heart surgery and a trip to Hawaii, take Hawaii. It's guaranteed to be lots of more fun, even if the hotel is not as good as advertised in the brochure.

手術後9日間の入院、2日目には起き上がり、5日目には同室の患者がシャワーを浴びるのを手伝い
(手伝ってもらったのではないようです)、7日目には56段の階段を上り下りし・・と早い回復だった。良い外科医と手厚い看病のおかげ。病院食には文句を言ったが、お医者さんとセラピストの言う事をよく聞く模範的患者だった。

退院して、傷の赤みも薄れ、手術前よりもいろいろとできるようになり、10歳は若返った気分。

とかねてより悪かった心臓の手術を5月末にした事が書かれていました。まだほんの1ヶ月前です。彼女に埋め込まれたのは生物由来の弁で、彼女はきっと豚の弁だろうと書いています。

I think mine is pig, because I have a craving for corn and a fear of sauerkraut (but maybe that's just my overactive imagination). Oink, oink.

通常の手術は2、3時間で終わるそうなのですが、彼女の場合は弁の交換後、電気ショックを与えても心臓が動き出さなかったそうです。

gave my heart a jolt of electricity to get it going again. No response. ("Houston, we have a problem") They tried several times with the same non-result.

そうして、取り替えた弁が少しばかり大きかった事が分かり、小さいのに取り替えてやっと

Shock the heart. Hurrah! (We have lift-off!)

となったとのこと。手紙の最後の方で彼女は書いています。

My motto is "keep moving, keep active".

すばらしい友人です。彼女を友達に持った事を幸せにも誇りにも思います。