第1報 2011年7月21日 下記、組合せ論サマースクール2011を10/4(火)〜7(金)の日程で、宮城県仙台市の秋保温泉郷にて開催いたします。今年も組合せ論に関係する幅広い分野の皆様に参加していただければと思っています。尚、今年は震災の影響で遅めの時期の開催となります。 栗原大武 東北大学大学院理学研究科数学専攻 sa9d05@math.tohoku.ac.jp ------------------------------------------------------------ 組合せ論サマースクール2011 COmbinatorics Summer school 2011 (COS 2011) http://www.math.tohoku.ac.jp/~sa9d05/cos2011/index.html 2011年10月4日(火)〜7日(金) 会場:ホテル瑞鳳 参加申込締切:2011年8月28日(日) ------------------------------------------------------------ 組合せ論はそれ自身で面白い話題を持ち、また他の数学の分野や情報学、工学の面でも応用され、相互に影響を与え、日々発展しております。一方で、組合せ論に携わっている研究者が多くいるにも関わらず、研究内容が多岐に亘っているため、なかなか一堂に会して交流が出来ていないのが現状です。 また、研究分野の広範さゆえ、組合せ論に興味を持った学生がどのように学習や研究を進めていくか、指針が得られにくい傾向もあると思われます。 組合せ論サマースクールでは、合宿形式で「組合せ論」というキーワードで、幅広い研究者が交流する機会を提供することを目的としています。今年度のサマースクールは、一般講演と未解決問題セッションを予定しております。 一般講演では、様々なバックグラウンドを持つ参加者が最新の研究内容を発表し、組合せ論に於ける視野を広げることを目的としております。また未解決問題セッションでは、互いの分野の中で有名な未解決問題や他の参加者が興味を持って取り組めそうな問題を紹介、更に議論をすることで、参加者間の問題意識の共有や、学生、若手研究者のこれからの研究題材の獲得を目的としております。 このサマースクールには、特に学生や若手研究者の皆様に多く参加してもらい、研究題材や研究仲間・友人を得、また、自分の研究を発表する機会として、将来の飛躍の踏台にして欲しいと考えています。 多くの皆様の御参加をお待ちしています。 ■ 開催日時・場所 ■ 2011年10月4日(火)〜7日(金) 会場・宿泊:ホテル瑞鳳( http://zuiho.jp/ ) *このサマースクールは、前述した通り基本的に合宿形式の企画で、これを前提に計画しています。 例えば今回ホテル瑞鳳を利用するにあたり、大部屋(5人部屋)の利用や、宿泊と会議室をセットで利用することで、宿泊部屋や会議室を安く利用させていただく予定です。 このような企画ですので、できるだけ宿泊込みや大部屋の利用で参加していただけるよう、お願いいたします。 他宿泊施設の利用や個室を希望の際はご相談ください。 ■ 参加条件 ■ 組合せ論に興味をもつ方でしたら、原則、どなたでも参加いただけます。 参加者にはご自身の研究成果を口頭での講演、若しくはポスター発表をいただきます。 学部生の方など、これから本格的に研究活動される方は、自身が面している問題(読んでいる本で解けない演習など)を取り上げて頂いても結構です。 ■ 費用(当日支払) ■ 参加費、宿泊費、懇親会費 (詳細は近日中にウェブサイト http://www.math.tohoku.ac.jp/~sa9d05/cos2011/index.html にてお知らせします) *尚、目安として、前回のサマースクールの費用は以下の通りでした: 宿泊費:1泊 一般9,000円/学生8,000円 参加費:5,000円(昼食・夕食代を含む) 懇親会費:4,000円程度 ■ 参加申込み ■ nu+cos2011@math.sci.hokudai.ac.jp 宛てに下記を明記の上、8月28日(日)までにメールで申し込み下さい。 ・氏名 ・所属 ・学年 or 役職 ・参加希望日 ・希望講演時間(15分or20分or25分) ・発表形式(口頭・ポスター) ・口頭の場合は使用機材(ホワイトボード、プロジェクターが使用可能です) ・未解決問題の紹介をする or しない ・懇親会参加 or 不参加 ・ホテル瑞鳳に宿泊する or しない(できるだけ宿泊をお願いします)   宿泊する方は   ・性別   ・禁煙 or 喫煙   にも回答願います。 ・その他特記事項 ■ 予稿に関して ■ 以下の要件に従い予稿を作成し、nu+cos2011@math.sci.hokudai.ac.jp 宛てに9月23日(金)までにメールにて提出して下さい。 ・A4で2枚以内で講演のアブストラクトを記述する。 ・フォントサイズ、スタイルファイルなどは自由。ただし、ページ数は記載し ないこと。 ・名前、所属、連絡先を明記する。 ・形式はPDFファイル。 ・予稿は、サマースクール前にwebにて公開予定。 以上です。また、会場にて印刷したものを配布する予定です。 ■ 未解決問題の紹介に関して ■ 未解決問題の紹介をされる方は以下の要件を、予稿と同様に9月23日(金)までに、nu+cos2011@math.sci.hokudai.ac.jp 宛てにお送りください。 ・出題者名、問題、問題の大まかな分野(位相的グラフ理論、組み合わせ最適化、コード理論・・・など)、出題者が考える問題の難易度(5段階評価)は必須。 ・また問題の出題者や出題された文献が分かる場合は、出典も明記してください。 例) 出題者:数学 太郎 分野:整数論 難易度:★★★★☆ 問題:4以上の全ての偶数$n$に対して、$n$を二つの素数の和で表すことができるか。(ゴールドバッハ予想) 紹介して頂いた未解決問題毎に、解説の時間(問題を理解する為の最低限の知識や問題の背景など)と議論の時間を予定しております。 この未解決問題セッションが今回のサマースクールの1つの目玉企画で、ある程度の時間を用意する予定なので、多くの人に出題・解説して欲しいと考えております。 また、当日飛び入りの出題も歓迎いたします。 ■ スケジュール ■ 8月28日(日) 参加申し込み締め切り 9月23日(金) 予稿、未解決問題提出締切 10月4日(火) 集合 10月5日(水)〜7日(金) 組合せ論サマースクール 10月6日(木) 懇親会 ■ 連絡先(参加申込、お問い合わせ) ■ nu+cos2011@math.sci.hokudai.ac.jp   組合せ論サマースクール2011実行委員    栗原 大武(東北大学)    仲田 研登(稚内北星学園大学)    縫田 光司(産業技術総合研究所)    沼田 泰英(東京大学/JST CREST)    八森 正泰(筑波大学)