「プロ野球パシフィックリーグの交流戦における観衆数の変化」

兵庫県 私立白陵高等学校 3年 梶谷 篤史

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全作品中、最もページ数が多く十分やる気が伝わりました。グラフもふんだんに利用しており、内容も充実していたと高く評価しています。

プロ野球をテーマにするにしても、今回ように一つのチームに着目して分析することは重要なことです。結論の考察をもう少しがんばってほしかったなというところです。論文で様々なデータを分析することは、結論を導き出すための手段であり、最も重要な部分はやはり結論なのです。なので、各章で分析した内容をもう一度結論としてまとめることが要求されます。

梶谷君がここで行った分析はグラフを見る限りエクセルを利用したのではないかと思います。エクセルは非常に便利なソフトではありますが、大学ではさらに強力な分析専門のソフトの使い方を勉強します。

そういったソフトはとても高く、一つ10万円を越えるようなものもあります。具体的にはS-plus やSPSS といったソフトなのですが、筑波大学の社会工学類では学生がそれらのソフトを24時間いつでも自由に使えるような環境があります。もちろん授業でそれらのソフトの使い方もみっちり勉強できます。そういった専用のソフトを利用することで梶谷君の分析もさらに緻密なものになると思いますので、是非勉強してみてください。